2010年6月15日火曜日

催眠のメカニズムを考える

小生、ずっと色々なことを頭の中で考えるのが大好きで、自宅にいても、職場にいても、移動中でも、考え事をしていると、何時間でも過ぎてしまいます。朝職場に着いて、ずっと一つのことを考え続け、昼を過ぎ、気が付くと夕方の退社時刻、なんてこともこれまでによくありました。いわゆる過集中な状態にあると言えるのでしょうか。

で、昨日は所用で終日外出していましたが、その移動途中、電車内でずっと色々なことを考えていました。一つは、催眠のこと。先延ばし癖克服の有効な手段の一つとして捉えており、まだ部分的に、徐々にですが、効果は出てきています。

そのメカニズムを、自分の経験なども交えて改めて考察してみると、意外と単純な仕組みなのかなと改めて思いました。以前通った臨床心理士の河野良和氏から教示していただいた様々な助言も思い出しました(詳細はサイト上の記事に記してあります)。記事にも書いたように、理屈では分かったつもりでいたのですが、当時は特に、実践の面で飲み込みが悪く、部分的には効果があったのに、途中で挫折していました。改めて当時の教示内容を100%習得しようとの意欲が湧いてきました。

自分の経験も交えて考えてみると、例えば好きなことだけでなく、家の掃除など特に好きでもないが日課としてやっていることも、先延ばしや面倒くさいといった感覚無くスムーズにできていることは沢山あります。それらは、河野氏の理論で考えれば、「~をする」という暗示が嫌でない感情(喜怒哀楽などの感情が出ていない普通の状態、あるいは好きなことをやって楽しい状態)の下でできるからなのかなぁと改めて思いました。逆に、先延ばしにしていることとは、面倒くさい、嫌だなぁという感覚が生じてしまい、その感覚の下で意識するので、負の暗示として効いてしまい、手につかない、先延ばしという悪循環になるのかなぁと改めて思いました。

この知見を改めて踏まえつつ、先延ばし克服を進めてゆきたいと思います。また、この考察や実践の経過は催眠の記事等の続きとして記事にまとめる予定です。

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