2010年9月16日木曜日

専門家のご助言を頂戴して(2)

先日お会いした専門家の方からご助言いただいたことのうち、後から思い出したことを備忘録も兼ねて追記します。主に小生自身に対してのことですが。

・成人の発達障害の支援があまり普及していないことについて。現状の日本では、発達障害に限らず、メンタルヘルス全般がまだまだ課題山積みの状況であり、そういった点も(背後)要因としてあるのではないか。
・私たち(その専門家の方、およびその方が主宰する支援団体)もそういった理由もあり、成人向けの自助活動組織は現状持っていない。
・睡眠障害(ナルコレプシー)は今現在リタリンを処方してもらえる唯一の疾患。ナルコの診断をもらっていて、なおかつコーヒーのカフェインが目を覚ますのに有効に働いているのならば、リタリンもある程度効果はあるのではないか。

・ADHDはワーキングメモリの機能的な欠損によるものだが、あなたの場合は元からワーキングメモリはそれほど機能的に欠損していないように見える。

・ADHDというよりは、アスペであるように見える。ただし、その程度も軽度であり、高機能自閉症といった感じには見えない。これはあくまで私見であり、言うまでも無く厳密な診断は医師がするものだが。
・(純粋な?)ADHDの場合、その場の雰囲気や空気、自分の発言の影響などを察することはできる。ただ、その場で(意識が飛ぶなどして?)気付くのを一時的に忘れてしまう。でも後からすぐ気付いてフォローすることができる。やはり後付けでも適切にフォローできればだいぶ違うのではないか。

・自分の関心興味の高いことはできるのならば、要は動機づけの問題ではないか。動機づけが上手くいけば、色々なことが上手くいくようになるのではないか。
・初めから自分ができるように見せないというのも一手。変に第一印象で何でもできるように見せて(見えて)しまうことでの周囲の過剰な期待もあるのではないか。→確かに、図らずも頑張りますと気負っていた面も多分にある気がする。

また気付いた点は後で追記します。

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