2010年11月8日月曜日

サイトリニューアル進捗状況(11/07現在)

すみません。間がまた空いてしまいました。


まず2chについて。
前回と同様、引き続き、発達障害者への心無い書き込みが横行する2chのスレ(http://toki.2ch.net/test/read.cgi/utu/1288482656/)に説教的な書き込みを続けています。
手前味噌ながら、2chも一時期よりは心無い書き込みが減りました。今のところ、ここが最後の砦と言ったところです。

「そんな連中、ほっとけば?」、というのが大半の方のご意見かもしれません。
ただ、小生、(無駄に)正義感が強く、どうにもこういうのが許せないのと、2chは良くも悪くも未だ日本最大の掲示板であること、かつ2chは学校や職場での陰湿なイジメの温床にもなっていることから、こういった心無い書き込みが2chの中で正当化され、横行するのは、放置されるべきではないと考えています。

何とぞ、皆様のご賛同、ご協力をお願いいたします。



さて、本題のサイトリニューアル報告についてです。
前回書き込み時からこの週末にかけて、「初めにお読みください」の「ここが違う!」の文章推敲と、HTMLデザインの案検討をずっとやっておりました。特に前者は、旧サイトのそれよりも、大幅に(原型を留めないくらいに)増強して書いています。
新サイトの各項目のアップデートがまだ出来ていませんが、やっと文章とデザイン案が固まったので、追って今週平日の昼間~夜にアップしたいと思います。アップしたら、またこのブログで報告します。
 
「ここが違う!」では、意識的に、既存の他サイト、他グループ・団体の取組みと何がどう違うかを、やや露骨ながら意識的に違いを浮き彫りにして書くようにしました。
おこがましいですが、これも当サイトをご覧、ご参加いただく皆様への必要な情報発信の一つとして考えており、その理由での記載ということをご理解ください。
 
今のところ、「ここが違う!」の章立て案としては、こんな感じです。細部は変更するかもしれませんが、基本はこんな感じで行きます。:
 
(1)親しみやすく、参加しやすい環境作り
  ・全て無料、個人情報も不要
   →未来永劫、これだけは何が何でも絶対貫きます!!
  ・成人当事者向けの自助をメインに(もちろん、未成年の方も大歓迎)
   →高校~大学生は限りなく成人と同様の立場と捉える。
  ・学術研究的な色の強いNPO的、草の根的自助活動
   →学術研究といっても、学力・専門知識に関係なく、誰でも参加しやすく
   →専門家の指導は適宜受けつつも、当事者主導の活動。当事者自身も専門家を目指し、自分の専門を活かす。
  ・インチキ商法、オカルト、新興宗教色の徹底排除
   →科学的アプローチを徹底すれば、そういったものは自然と化けの皮が剥がれる。
   →既存のインチキ・オカルト・宗教系の発達障害向け団体・サービスへの厳しめ論評も。
  ・囲い込み、誘導をしない。ユルつながりの利点を活かす
   →「来る者は拒まず、去る者は追わず」の精神。
   →どこかの新興宗教等のように、一度入ったら逃げられないという事態を徹底排除。
   →基本的に参加者の希望に沿って。ただし、必要とご希望により、運営側からの強制チェックなどを協力してやります。
  ・発達障害グレーゾーンの積極的認知と、その存在の効果的活用
   →グレーゾーンな人も含めることで、母集団が広がる。
    →これにより、(他所での有償開発の場合、)道具の開発コストも下がり、真の当事者にも恩恵
    →世間一般の理解の普及促進にもつながる。
  ・高頻度なサイト更新。ご意見を伺い、随時改善や企画の新設を図る。
   →これまでにご意見を踏まえて改善、新設した企画の例を列挙する
    (例:なさ個人の私的な内容と公的な内容との分離、無意味な英字表記の消去、etc etc)
 
(2)アイデア満載。現状の盲点を突き、スキマを埋める
  ・ADHD、アスペの突拍子も無いアイデア力を地で行く
    →いわゆるADHD、アスペ優越論の具現化
  ・要因、要素分析、対策立案など、様々な面でのアイデアを整理し、アイデアバンク化。
   →「59個の視点、アイデア」
   →短期的に対処療法的に解決する方法、長期的に自分の内面を変化させる方法とを併用
   →その他、この世界に関する提言類を積極的に。
  ・王道分野(精神医学、臨床心理)以外の、異分野(主に数理系)の知見、概念を積極的に導入
  ・普段皆が気付いていても、何となく怪しげな目で通り過ぎているものにも意識的に注目。
   →例:催眠、ワーキングメモリ訓練、等。
   →理詰めで、科学的視点で見る、考える。怪しげに見過ごされていても、突き詰めるとまともなものもある(その逆もある)。

  ・その中でも、他所との重複をなくし、オリジナル度の高いものを優先に提示
  ・アイデア提示にとどまらず、考察や実行といったPDCAサイクルを作る。
 
(3)IT技術の活用と科学的アプローチの徹底
  ・専門家や知識技能ある人を中心に、知識や経験が無くても無理なく参加できるように
   →他人の類似経験談に学ぶ、日々の周期性・反復性を活かす、道具や既存の方法論を使う、科学的知見を活かす、専門家・リーダー格の指導を得る、などの手段による。
  ・「あったら良いな」と思う道具(主にソフト)を原則自力で開発する
   →仮に他企業が有償ソフトを作っても、必要があればフリーソフトとして当方でも開発は続ける。
   →例えて言えば、Microsoft OfficeとOpen Officeの関係のような感じ。
   →自分で勉強して知識技能を身に付ければ、他の仕事などにも応用、転用できる。
  ・プロセス重視、データ重視のパターン戦略(ID野球、失敗学そのもの)
   →例えば、自分の失敗、癖には傾向、法則、パターンがあるということ
   →場の空気、対人能力もパターン攻略で克服
    (例:「~という場面で相手が~と言ったとき、本音では~と思っている確率が極めて高い」など)
   →頻度の高い代表的な事例を優先すれば、パターンの場合の数は天文学的規模にはならない。
   →自分の実践の上では、失敗事例で数百例程度。
   →実は、科学的アプローチは、社会での仕事や学術研究の良い訓練、予行演習にもなる。
  ・単なる精神論、根性論の徹底排除。極力合理的に考え、進める。
   →他所でも、会社などでも、とどのつまり自己啓発は単なる精神論、根性論でしかないことが多い。それへのアンチテーゼも兼ねて。
  ・改善の理想形、モデルを常に意識する
   →「出来る人/出来ない人モデル」(典型的な出来る/出来ない人像)を構築し、それとの誤差、個人差で自分を捉える。
   →人間の性格的・能力的側面を積極的、徹底的に数理的モデル、数値で表す
点が特に斬新?
    (例:意識の状態遷移図を書いて、自分の意識が何から何に何秒程度で飛ぶかを分析してみる、等)
   →仕事の仕方等を細かく標準化モデル化すれば、普通の人と当事者との差がつきにくくなる。
    (例:個人の日常生活の場面でも声を出しながら指差し確認をする、スケジューリング管理の仕方などもJIS規格のように標準化し、その方法を義務化する、など)

     →デスクワーク、総合職的な業務も含めて、実は意外とパターン化、規格・標準化の余地はある。
  ・これらの成果が、(あくまで結果的に)人工知能研究の進展にもつながるという副次的効果にも期待。

 (4)情報公開を徹底し、その方法も追求する
  ・メリットだけでなく、デメリットや自分たちに都合の悪い、不利な情報も正直に、余すところなく提示。
   →例えば、当サイトをライバル視する団体、サイトに有利になるような情報でもきちんと公開

   →建前論を排除し、極力、本音でぶっちゃけトーク。
   →万が一、当サイトが方向性を誤り、トラブルが起きた時の参加者の緊急避難方法など
  ・掛け声や抽象的机上論に終わらず、具体例や改善の経過、結果をきちんと示す。
  ・特に、自己改善の経過、結果をデータ化して示す。いわば自己人体実験。
   →例:何週間目、何ヶ月目で特定の不注意ミスが何%減ってきたか、等。

  ・自分が体験した情報は極力共有化する。
   →例:イジメ、嫌がらせ体験、失敗体験など。
  ・他所で断片的、部分的、虫食い的に存在する情報を穴埋めし、網羅する。
   →貴重な情報でも、完璧に網羅されている情報は意外と少ない。その穴を埋める。
  ・「体系化」がキーワード。バラバラではなく、有機的に結合した情報を示す。
   →特に、情報工学のうち、人工知能・知識工学・データベース技術を積極的に応用、導入する
     →例1:膨大なデータベースの中から、自分の体験に類似した他人の失敗体験を高速検索
     →例2:予めスケジューラに登録した予定に沿って、直前に要注意ポイントを警告する、等
   →必要な情報、データはいわゆる横串的な検索、重複分類を可能にすることで、より有用な体系化が可能。
   →様々な関連サイト内の情報を横断検索できるように。Mixiからも2ch(特に過去スレ)の情報を得られるようにするなど。
  ・当方の想定する方法論を用いての、具体的な自己改善の実現イメージを示す。
   →ビデオや画像など、できるだけビジュアルな形で示す。
  ・色彩学、読者アンケートなどを通じて、見やすい・分かりやすい書き方、デザインを心掛ける。

(5)信念、方針を貫き、基本に忠実な、中立的活動を行う
  ・信念や哲学を明示的に謳い、やるなら徹底的に、率先してやる。

   →徹底的にお金をかけない、溜めない。そのためにもネット上での活動に終始するなど。
  ・ただし、各人の希望、ペースに合わせて
  ・脳科学(特に理論神経科学)の観点から、「方法論次第で、徐々にではあるが、自分の性格的、能力的特性は任意に変えられうる」という点を大前提、あるいは基礎原理として据える。
  ・自らの弱点を認め、改善を宣言し、実行する。良い意味で自分を縛る。
   →例えば、活動計画、日々のサイト拡充計画を極力綿密に立て、なるべく予定通りに行う。

  ・一貫すること、柔軟に対処することとをくっきり分ける。
   →例えば、無料と言っていたのに結局途中から有料になる、等の運営側の都合良い変更が無いように
  ・異分野やタブーな領域にも徹底的に、果敢に、露骨に踏み込み、交わる。
   →S○AAの問題などを採り上げ、徹底検証する。
  ・誤解、偏見、誹謗中傷への毅然とした徹底的な対処
   →例:心無い書き込みが横行する2chスレへの、根気強い説教的書き込み
  ・一つに偏らず、全体中立的、総合的な判断をしてゆく。
   →特定の治療法に執拗にこだわらない、など
  ・専門家の視点、意見をなおざりにしない。素人判断しない。
   →専門家を招へいし、アドバイザーとしてご助言を適宜いただく。
   →個人単位で専門家の診療・カウンセリングを受けることを前提にする。
   →当事者誰もの専門家(医師、カウンセラー)初診のハードルを下げるための工夫と実践


こんな感じです。引き続き、アップロードに向けて作業を進めます。

あと、これらのページのデザインですが、TOP・目次ページのような特定の文字を画像ファイルで用いることはしませんが(きりがないのと、携帯版との共通化のため)、マウスオーバーで文字や背景の色が変わるなどのデザイン面は最低限度、TOP・目次ページを踏襲する予定です。

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